日本語: ５月２１日（土）午前１０時頃、海上自衛隊は、宮古島の東約１７０ｋｍの海域において、同海域を北西進する中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート１隻を確認した。

また、同日午後３時頃、宮古島の東約１８０ｋｍの海域において、同海域を西進する中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦１隻を確認した。

更に、同日午後５時頃、宮古島の東約２２０ｋｍの海域において、同海域を西進する中国海軍クズネツォフ級空母「遼寧」１隻、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦３隻及びフユ級高速戦闘支援艦１隻の計５隻を確認した。

その後、これら７隻の艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を北西進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。

なお、これらの艦艇は、５月１日（日）に東シナ海で確認され、その後、沖縄本島と宮古島との間の海域を南下したものと同一である。

防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第２護衛隊所属「あさひ」（佐世保）、第７護衛隊所属「まきなみ」（大湊）、第１海上補給隊所属「はまな」（佐世保）、佐世保警備隊所属「あまくさ」（佐世保）及び第５航空群所属「Ｐ－３Ｃ」（那覇）により、情報収集・警戒監視を行った。