日本語: 姫路市中心部。1980年撮影の航空写真に姫路城下の曲輪の配置を付す。

画面上方が北側。線は堀と城壁の配置を示し、赤線内が姫路城の内曲輪、緑線内が中曲輪、青線内が外曲輪の範囲。青線が画面上方で切れているのは、実際にそこで堀と城壁が途切れていたからである。外曲輪の北方や西方にも市街地は広がっていた。明治時代に堀や城壁の多くが取り壊され、市街地の境界はほとんど無くなったが今日でも堀や石垣が残っている箇所があり、道路などの配置に当時をしのぶことができる。

また、外曲輪の南外側に山陽本線姫路駅が位置していることがわかる。播但線は外曲輪の東外側を回るように北へと向かっている。